あっせんとは

あっせんとは?

あっせんは、金融機関とその顧客との間のトラブル(紛争)について、公正中立な弁護士(あっせん委員)が、双方から事情をお聴きしたうえで、話し合いにより、双方が納得いく解決を目指す方法です。

あっせんでは、あっせん委員が、それぞれの当事者から個別に事情やご主張をお聴きしたり、双方同席での話し合いの仲介をしたりする過程を積み重ねていき、和解案を提示するなどして、双方の歩み寄りによる解決を促してゆきます。

ただし、双方の歩み寄りが見られなければ、残念ながら不調に終わる場合もあります。

あっせんと裁判の違い

裁判は、一般的に解決まで長期間を要するなど、利用者にとって大きな負担となるケースが少なくありません。また、裁判は、原則として公開にて行われます。

これに対しあっせんは、裁判と比べて簡易・迅速な手続が可能です。また、あっせんは、非公開で行われます。

一方で、あっせんは、紛争当事者双方の話し合いにより解決を目指すやり方です。このため、双 方の主張(言い分)が大きく異なっている場合などにおいては、話し合い解決が難しい場合もあります。このほか、裁判は事実を認定したり、当事者双方に一定の強制力を有していますが、あっせんの場合には、双方の同意を基本としているため、裁判とは異なることもあります。

 

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